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2022年7月2日(土)

9条守る願い託して

北海道で市田氏

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(写真)市田、はたやま両氏の訴えを聞く人たち=1日、北海道岩見沢市

 戦争か平和か―日本の針路がかかった参院選で日本共産党躍進を必ずと1日、市田忠義副委員長は北海道岩見沢、苫小牧両市に駆け付け「1票を争う大激戦です。日本共産党支持の大波を起こそう」と訴えました。

 団地のベランダに出て聞き入る人の姿があり、訴えを聞いた党員らは「逆転ホームランを打つつもりで最後まで頑張る」と闘志を燃やしました。

 道選挙区(改選数3)の、はたやま和也候補は、学費半減、教育予算拡充が松橋ちはる前道選挙区候補の強い思いだとして「私はこの思いを継ぎ、全力で頑張る」と表明しました。

 市田氏は、大軍拡・憲法9条改定の大合唱の中、軍事対軍事が最も危険だと指摘し、外交に知恵と力を尽くすのが政治の責任だと強調。軍拡が平和だけでなく暮らしも壊すとし、軍拡でなく「大幅な賃上げ、年金や教育、農業予算の増額こそ」と訴えました。

 戦争で4人の姉と兄を亡くした市田氏は、母が自費出版した俳句集から「飢えに泣き 弾丸(たま)に怯(おび)えて 娘(こ)は逝(ゆ)きぬ」という句を紹介。「これは戦後日本の多くの人々の共通の悲しみ、怒りではないか。二度と戦争だけはしてほしくないとの思いが凝縮された9条を絶対に変えさせない。その願いを今度ばかりは党派、立場の違いを超え、党をつくって100年間命がけで自由と平和をまっすぐ貫いてきた日本共産党と、はたやまさんに」と呼びかけ、大きな拍手が起こりました。

 学習塾を営む岩見沢市在住の女性は「保護者、子どもたちから高すぎる学費の悩みを聞いている。今の政治が変わるように共産党が伸びて」と話しました。


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