しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年7月2日(土)

全国は一つ 「比例は共産党」 一票争う大激戦・大接戦

党支部・後援会 対話・支持拡大に奮闘

写真

(写真)電話で対話し支持をひろげる支部員、後援会員ら=1日、仙台市泉区

 10日投開票の参院選は一票一票を争う大激戦、大接戦が続いています。日本共産党の志位和夫委員長は1日、神奈川県内で演説し、小池晃書記局長は北関東3県を駆け巡りました。岸田文雄首相は、安倍晋三元首相以来、首相としては9年ぶりに国政選挙中に沖縄入りし、米軍辺野古新基地建設推進候補の応援に立ちました。比例代表は、どの一票も議席に結びつくだけに、各党とも必死です。ただ、メディアの世論調査では、比例で投票先を決めていないと回答した人が3割強に上っています。これからの対話・支持拡大のがんばりが日本共産党の「比例650万票、5議席達成」のカギとなっています。

 「5人のベストチームの勝利のために、ぜひお力添えください」―。志位氏を先頭に、いわぶち友、田村智子、たけだ良介、大門みきし、にひそうへいの5人の比例候補も街頭から「比例は共産党」の流れをつくるために力強く訴えています。

 全国を一つの選挙区とする比例代表は、一票一票の積み上げで結果が変わります。前回2019年の参院選で日本共産党はあと17・7万票、党の1支部平均で9票伸ばせば、5議席に届いていました。比例は選挙区の規模が大きいため、接戦状況が見えづらいですが、1支部あたりにすれば、わずかの奮闘の差で明暗が分かれてきました。

 党支部・後援会は対話・支持拡大で奮闘。翼賛政治を許さず、岸田政権と厳しく対峙(たいじ)する日本共産党への期待と支持が広がりつつあります。

 北海道から鹿児島県まで447人の友人、知人と対話をした岡山市の女性は行きつけの銭湯で隣り合った人に「あんたもう選挙決まったん」と声をかけました。すると、「9条を守ってくれる政党に入れたい」との返事があって対話に。軍事費がすでに5兆円もあることなどを話すと支持を約束してくれました。長野県の民青同盟の街頭シールアンケートでは、18歳となり選挙は初めてという女性と対話。「選挙は行けたら行きます」と話しましたが、物価高騰や軍事費2倍化について話すと、「共産党、推し(応援し)ます。(選挙)行きます」に変わりました。

 各地の日本共産党の選挙事務所には「選挙を手伝いたい」とボランティアの申し込みも相次いでいます。

 残る選挙期間、全国の隅々まで「比例は共産党」の声を届けきれるかどうかが大きく勝敗を分けるカギです。


pageup