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2022年7月1日(金)

2022参院選 激戦の様相

大阪選挙区 たつみ候補 自公維「翼賛」独占許さず

追いつき追い越そう

写真

(写真)演説会の参加者とグータッチする、たつみ候補=24日、大阪市大正区

 改選数4の大阪選挙区では、日本共産党の、たつみコータロー候補が平和も暮らしも壊す自公維「翼賛勢力」の4議席独占を許さず、3年前に失った議席をなんとしても奪還しようと猛奮闘しています。

 同選挙区は、たつみ候補のほか、維新2、自民1、公明1の現職4人、立憲民主、国民民主、れいわの各新人ら18人が立候補しており、文字通りの大激戦区。日本共産党の志位和夫委員長、小池晃書記局長はじめ安倍晋三元首相、公明党の山口那津男代表らが相次ぎ大阪入り。維新代表の松井一郎大阪市長、副代表の吉村洋文府知事も「共産党を交えて争っている」(松井氏)と2現職の連続当選の難しさを語り、公明党現職候補は「大変な激戦、混戦」と引き締めに躍起となっています。

 各メディアも、たつみ候補が現職4候補を相手に「懸命に追い上げている」との情勢判断で共通。追いつき、追い越せるかどうかは、今後の奮闘いかんにかかっています。

どの争点でも

 平和、くらし、カジノのどの争点でも、たつみ候補の議席奪還の値打ちは鮮明です。ウクライナ危機に乗じ、自民党は「自分の国は自分で守る」「いまこそ憲法改正」(現職候補)と軍備増強、9条改憲を声高に叫び、維新は「核共有」も「タブーなく議論すべきだ」(松井氏)と自公政権を右からあおっています。

 軍事対軍事の悪循環でなく、「憲法9条を生かした平和外交で地域の平和と安定をつくることこそ大切」と訴える、たつみ候補に「説得力があり現実的だ」と期待の声が寄せられています。

 物価高騰対策でも「消費税減税」「賃上げ」「年金削減中止」を熱く訴える、たつみ候補に、「地に足がついた政策」と共感したという50代の女性が「特に支持政党はないが、今回たつみさんを推すことにした」と、ツイッターで積極的に拡散する例もうまれています。

 「大阪をギャンブルのまちにしてはなりません」という、たつみ候補の訴えは自民党支持者も拍手を送るなど共感に広がりがあります。「『カジノの是非は住民投票で』とする21万もの署名を、維新は握りつぶそうとしている。絶対に許せません。『大阪にカジノいらん』の一票を、立場の違いを超えて広げに広げ、カジノ計画をストップさせよう」。たつみ候補のこん身の訴えに、どこでも大きな拍手が起こります。

党派を超えて

 たつみ候補は、20年の政治活動で8000件の暮らしの相談を受けてきました。誠実に府民の声に耳を傾ける姿勢が、SNSや公式LINEで広がり、「この人は本気で動いてくれる」「応援したい」と、選挙ボランティアを申し込む人や、街頭宣伝の場所に駆けつける人が相次いでいます。

 党大阪府委員会は、訴えが届けば支持が広がることに確信を持ち「中盤で追いつき、そして必ず追い越そう」と、志位委員長が再度応援に駆けつける3日の街頭演説を跳躍台に対話・支持拡大の大作戦をよびかけ。「平和と暮らしを守り、カジノストップの願いは、党派を超えて、たつみコータローへ」と大阪で比例70万票、比例5議席の実現と、たつみ勝利で「自公維の翼賛勢力」を打ち破ろうと奮闘しています。

 (大阪府・森尾町子)


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