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2022年6月30日(木)

基地のない平和な島に

沖縄選挙区 イハ氏

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(写真)聴衆から激励をうけるイハ氏(右)=29日、沖縄県糸満市

 参院沖縄選挙区で再選をめざす「オール沖縄」のイハ洋一参院議員の必勝のため29日、沖縄県の糸満、豊見城の両市内の街頭で、それぞれ総決起集会が行われました。同県名護市辺野古の米軍新基地建設容認、政府言いなりの相手自民党候補に勝ち抜き「国の意のままになる沖縄ではないとしっかり示そう」と決意を固めました。

 イハ氏は、今回の参院選の勝利で、1971年に当時の屋良朝苗・琉球政府主席が日本政府に提出した建議書に込められた憲法のもとでの基本的人権や自治の尊重、「基地のない平和な島」実現の思いを「しっかり受け継いで進めていく第一歩にしよう」と呼びかけました。

 日本政府が新基地建設を強行し、沖縄で相次ぐ米軍絡みの事件・事故を「解決しようとしていないことを見逃すわけにはいかない」と力を込めました。

 集会に参加していた糸満市の女性(73)は、新基地建設の埋め立てに沖縄戦犠牲者の遺骨を含むかもしれない糸満市など本島南部の土砂を使用する国の計画について「むごい。悲しい」と批判。「戦争に加担する基地をつくろうとしているから、(国を)許すことはできない。ぜひイハさんに当選してほしい」と語りました。

 豊見城市では、山川仁市長が応援のマイクを握り、「イハさんを国会へ届け、沖縄の声を大きくし、しっかりと日本が変わっていくことを示そう」と呼びかけました。

 照屋義実副知事、高良鉄美参院議員も必勝を訴えました。


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