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2022年6月29日(水)

候補者は訴える

給料上げてこそ経済好循環

山添拓 参院東京選挙区候補

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 憲法が希望。この言葉を掲げてきました。

 今政治に必要なのは改憲ではありません。暮らしに平和に、憲法を徹底的に生かすことです。

 弁護士として働く者の権利を前進させるために働いてきました。過労死をした方の事件。タイムカードを見ると連日25時、28時まで働く日もありました。翌日は7時、8時から働く。どんな思いだったでしょう。ご遺族は家族を失った悲しみだけでなく、自分がしっかりしていればと自らを責めて苦しむ。二重三重の苦しみです。

 人は生きるために働きます。働きすぎて命を落とす矛盾は許せない。人間らしく働ける社会をつくるのは政治の責任と思い、国会で取り組んできました。

 3年前の予算委員会で最低賃金を大幅に引き上げるよう求めました。厚労相に繰り返しせまると、今の最賃では「ちょっと厳しいのかな」という答弁でした。

 今、物価は高騰し給料は上がりません。テレビでは与党の方が、賃金を2、3%上げるのは簡単といいました。すぐにやるべきです。自公政権のもと20年以上給料が上がらなかったことをどう考えているのでしょう。

 最賃は時給1500円を目指し引き上げます。1日8時間、月21日働けば、手取り約20万円。これが最低基準になれば、正規も非正規も給料の底上げにつながります。

 アベノミクスで大もうけした大企業が内部留保をためています。ここに課税し、中小企業の賃上げを支援します。大企業が賃上げするならその分は課税しません。大企業も中小企業も給料が上がる政策です。給料を上げてこそ経済は好循環します。日本共産党を伸ばして実現しましょう。

 この6年、世論と結んで政治を一歩一歩動かしてきました。「#検察庁法改正案に抗議します」「#自粛と補償はセット」。みんなで声をあげ論戦と結びつけば、国会の議席数での力関係を覆せます。今度は選挙で、国会の力関係そのものを変えましょう。(22日、東京都新宿区)


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