2022年6月28日(火)
気候・貧困対策訴え
G7会場周辺 市民デモ
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【エルマウ(ドイツ南部)=島田峰隆】ドイツ南部エルマウで主要7カ国首脳会議(G7サミット)が始まった26日、会場周辺ではロシアによるウクライナ侵略ストップ、気候危機対策、貧困と格差の解消などにG7首脳がもっと積極的に取り組むよう求めて、市民がデモ行進しました。
参加者らは「プーチン(ロシア大統領)の戦争を止めよう」「気候ではなくシステムを変えよう」「化石燃料をあらゆる場所でやめて」などと書いた横断幕やプラスターを持って集まりました。
気候危機、飢餓・貧困、安全保障など世界中の人々が影響を受ける課題について、7カ国の首脳だけで議論することに抗議する声も多数上がりました。
ミュンヘン近郊から来たエツゥカー・ミュンツさん(72)は「地球は一つしかないのに気候危機が深刻だ。首脳たちには地球の環境や平和に責任を持ってほしい」と話していました。