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2022年6月28日(火)

候補者は訴える

大阪カジノ計画必ず阻止

たつみコータロー 参院大阪選挙区候補

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 今回の選挙ほど、争点がはっきりした選挙はないと思います。

 一つめは、暮らしを守る選挙です。物価の高騰が止まりません。物価が上がっても、賃金が上がらない。

 岸田政権は「もっと貯金を株にまわせ」とも言い出しました。私は45歳で「就職氷河期世代」といわれる世代です。貯金がしたくても、不安定な雇用、低賃金で貯金ができない人がたくさんいる世代です。政治の仕事は、庶民のふところに手をつっこんで「貯金を株にまわせ」ということじゃありません。政治の仕事は、貯金できるだけのまともな仕事と給料を保障することではないでしょうか。

 二つめは、平和を守る選挙です。ウクライナ情勢を機に、与野党入り乱れての軍拡、「憲法9条を変えよ」など言い出しています。

 軍事費5兆円のプラス。財源は消費税増税か、それとも社会保障削減か。全く財源が示されていません。5兆円あれば何ができるか。赤ちゃんからお年寄りまでの医療費窓口負担をすべて無料にできます。大学、大学院、専門学校の授業料を全部無料にできます。暮らしを守るための予算を確保し、憲法9条を生かした平和の構築を進めるべきです。

 三つめは、カジノをストップさせる選挙です。21万もの「カジノの是非は住民投票で決めよう」という署名が集まりました。維新の会は、大阪市を廃止しようとする「大阪都」構想のための住民投票は2回も強行しておきながら、府民が求めた住民投票は握りつぶそうとしています。絶対に許されません。

 維新の会が住民投票を拒否するのは、住民投票をすれば「カジノは反対」が多数になるということをわかっているからじゃないでしょうか。府民の声を聞かない政治を変えなくてはなりません。大阪をギャンブルの街にさせない。改選数4の大阪選挙区で、カジノ推進派に4議席を独占させないためにも、私、たつみコータローを勝ち抜かせていただいて、大阪のカジノ計画をストップさせてください。(22日、大阪市)


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