しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年6月27日(月)

きょうの潮流

 まだ梅雨も明けていないのにこの暑さ。40度超えも2日連続の猛暑日も、6月としては観測史上初めてです。熱中症とともに気温の急激な変化にご注意を▼酷暑の選挙活動となりました。屋外や換気の良い場所ではマスクを外したり、こまめに水分や休憩をとったり。奮闘する候補者をはじめ、体調管理には十分に気をつけて乗り切りたい。高齢者や子どもへの目配りも欠かせません▼こんどの参院選では気候変動に対する各党の態度も争点に。いまや人類と地球にとって喫緊の課題。持続可能な社会をどうつくっていくのか。真剣に向き合い対策を掲げなければ責任ある政党とはいえないでしょう。世界の目標は明確で、後れをとるようでは国の責任も問われます▼80人を超える死者・行方不明者を出した2年前の九州豪雨。関連死をふくめて300人以上が犠牲となった4年前の西日本豪雨。こうした7月の集中豪雨の発生頻度について、気象庁の研究所はこの45年間で3・8倍も増加したといいます▼国民の命を守るというなら、脱炭素、再生可能エネルギーへの転換こそ。ところが岸田政権は石炭火力と原発にしがみついています。呼びかけるのは節電ばかりではあまりにも無策ではないか▼日本共産党は世界と歩調をあわせ、2030年までに二酸化炭素を最大60%削減すると提案。省エネ・再エネのとりくみで投資や雇用を増やし、GDPを押し上げる戦略を示しています。まさに目の前の待ったなしの危機。厳しい暑さに、ひしひしと。


pageup