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2022年6月26日(日)

海の生きものに歌を

辺野古 新基地工事中止訴え

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(写真)海の生きものたちの命を守ろうと、歌を歌う「海のおまつり」参加者=25日、沖縄県名護市辺野古

 民意を踏みにじって強行されている沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設の工事によって、辺野古・大浦湾で生きる場を奪われているジュゴンやウミガメ、サンゴたちに「愛と歌を届けよう」と、ヘリ基地反対協議会・海上行動チームは25日、工事現場近くの海上で「海のおまつり」を行いました。

 船6隻、カヌー24艇の約60人が、延伸工事が続いているK8護岸前の海上に集結。ギター、三線などの演奏にあわせ、「さとうきび畑」「月桃」「島人ぬ宝」「童神」「沖縄を返せ」などの曲や、オリジナルの歌を歌いました。手話を交えた演奏もありました。

 参加者は、音楽にあわせてレインボーの旗をふったり、踊ったりして、「海の生きものたちの生きる力になれば」と願いました。

 歌声が海と空に響き渡る中、大型クレーンが砕石を海に投入しました。参加者は、「完成しない新基地の埋め立ては今すぐやめて」と工事の中止を訴え、それぞれ「自然と命を守っていく」「美しい自然の宝物を未来の子どもたちへ渡せるよう頑張りましょう」と決意を示しました。


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