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2022年6月22日(水)

核兵器ない世界 共に

被団協など 国連・中満氏と懇談

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(写真)核兵器廃絶について懇談した(左から)日本被団協の家島氏、木戸氏、国連の中満軍縮担当上級代表、日本原水協の土田氏、日本共産党の川田氏=20日、ウィーン国連内

 【ウィーン=加來恵子】日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市(すえいち)事務局長、家島昌志代表理事、原水爆禁止日本協議会の土田弥生事務局次長、日本共産党の川田忠明平和運動局長は20日、国連内で中満泉軍縮担当上級代表と懇談しました。ロシアのウクライナ侵略の危機的状況のなか、核兵器のない世界に向けて手を携えて頑張ることで一致しました。

 木戸氏は、再び被爆者をつくらないために、人類が核兵器を滅ぼさなければいけないと述べ、ブックレット『被爆者からあなたに』を手渡しました。

 土田氏は、8月の原水爆禁止世界大会の招待状を渡し、NPT(核不拡散条約)再検討会議と同じ時期に開かれる広島、長崎の世界大会から核兵器廃絶に向けた強いメッセージを発信していくことを説明しました。

 川田氏は、核兵器禁止条約第1回締約国会議に向けた笠井亮衆院議員の要請文を手渡し、説明しました。「国連で大国以外の国々が努力していることに励まされています。市民社会への期待にこたえていきたい」と語り、被爆国にふさわしい政治を目指すと述べました。


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