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日本共産党

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2022年6月22日(水)

きょうの潮流

 この政党をもっと知れば、日本の現状もみえてくるのでは。社会が抱える矛盾や課題。そこに希望はあるのか▼映画「百年と希望」の公開初日。あいさつに立った西原孝至監督は、なぜ日本共産党を題材にしたのかと問われ、そう答えました。最も市民に寄り添っていると感じる政党の等身大の姿を通し、いまの社会を問う。とくに若い世代の思いを込めたかったと▼党創立100年を前にしたドキュメンタリー。カメラを向けたのは昨年の衆院選や都議選にのぞんだ若い候補者、古参党員や赤旗編集局、支援者や党のまわりの人びと。活動の中には喜びや悔しさ、党への期待や批判も▼この国を前に動かしたい。そうした人たちがひろがり、手を取りあえば政治は変えられるはず。そんなメッセージが画面から伝わってきます。興味があってみにきたという女性は「どうすれば私たちの願いが政治に届くのか、いろいろ考えさせられた」▼19日投票の東京・杉並区長選。市民と野党の共闘で新人の岸本聡子さんが自公の推す現職を破りました。わずか187票差の勝利。「自分の選挙」という意識が多くに共有され、とくに女性たちの間に支援の輪がひろがりました▼力をあわせれば、一夜にして政治は変わる、変えられる。一票一票が勝敗を分ける現実が目の当たりに。きょう参院選が公示されます。自分たちの思いを政治に映してくれる党はどこなのか。先の映画に登場した池川友一都議はいいきります。「希望はみんなでつくりだすものです」


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