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2022年6月22日(水)

被爆者の願い国会へ

広島党地区委 核禁条約 日本こそ

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(写真)日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める(右から)中村、大西両氏=21日、広島市

 オーストリア・ウィーンで核兵器禁止条約の第1回締約国会議が開かれる初日の21日、広島市の繁華街で日本共産党広島市東地区委員会は、中村たかえ参院選挙区候補とともに雨の中宣伝し、会議開催を歓迎すると同時に、唯一の戦争被爆国日本政府こそ、核兵器禁止条約に署名・批准するよう求めました。

 大西理地区委員長は、核兵器禁止条約を採択した2017年の国連会議に、党が日本の政党として唯一参加したことや、締約国会議に、広島の被爆2世の笠井亮衆院議員が参加することなどを紹介。一方で、アメリカなど核保有5カ国が参加していないことを理由に、条約への参加を拒み、締約国会議へのオブザーバー参加さえも拒否する岸田政権を厳しく批判しました。

 中村氏は、岸田首相が広島選出の首相として、核兵器廃絶は自分のライフワークだと宣伝していることを「そういうのなら、最低限、締約国会議にオブザーバー参加し、核保有国を説得するのが広島選出の首相としての役割だ」と指摘。世界の流れは核兵器廃絶に大きく動いていると強調し、「核兵器禁止条約を速やかに署名・批准してほしいとの被爆者やみなさんの願いをまっすぐ国会に届けます」と訴えました。


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