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2022年6月20日(月)

拉致被害救出本気で

参考人質疑 武田氏に家族会

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(写真)質問する武田良介議員=8日、参院拉致問題特委

 参院拉致問題特別委員会は8日、拉致被害者家族会の飯塚耕一郎事務局長と特定失踪者家族会の竹下珠路事務局長を招き、参考人質疑を行いました。

 日本共産党の武田良介議員は、飯塚氏がバイデン米大統領との面会後の会見で「国際社会への訴えも大事な要素だが、この問題を進めるのは日本政府であり、今後、北朝鮮との交渉をどのように進めていくのか、岸田政権の一挙手一投足を注視していきたい」と述べたことをあげ、「日本政府が外交戦略を持つことが必要ではないか」と質問しました。飯塚氏は、日本の首相と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との会談開催のためにも岸田首相から直接この問題に取り組むとのメッセージを掲げてほしいと述べました。

 武田氏は、昨年の特定失踪者家族会と党議員団との懇談で「今までの日本政府の踏襲では何年たっても解決の道は付けられない。北朝鮮に対して今までとは違う方策を行使し、確実に被害者を取り返す行動を起こしていただきたい」との要望を請けたと紹介し、「日本政府には何が必要だと思っておられるか」と質問。竹下氏は「一言で言えば、総理の本気度・行動力以外にないのではないか」と答えました。


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