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2022年6月20日(月)

改憲あおり続ける維新

 日本維新の会の幹部が、軍拡や改憲をあおる発言を繰り返しています。

 音喜多駿政調会長は19日のNHK「日曜討論」で、軍事費の対国内総生産(GDP)比2%への増額の財源について問われ、「当面は赤字国債に頼らざるを得ない」と主張し、「防衛費を増額していけば、必ず憲法改正の議論もせざるを得ない。9条を改正して自衛隊を明記する。明確にした上で、防衛費の議論に向き合っていく」と述べました。

 松井一郎代表は18日のインターネット番組「参院選2022 ネット党首討論」(ニコニコ動画)で、「ものごとを決めるときはスケジュールがないと前に進んでいかない」と主張。岸田文雄首相に「(参院選後の)国政選挙はなかなか近いうちにないから、来年の統一地方選挙にあわせて憲法改正をやっていく考えをお持ちか」と改憲スケジュールを明らかにするよう迫りました。

 岸田首相は「(改憲の発議は)喫緊の課題、できるだけ時間をかけずに国民に選択をしていただく機会をつくるべく国会として努力しなければならない」と応じました。


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