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2022年6月19日(日)

「やさしく強い経済」語る

大阪 大門氏が学習・各界懇談会

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(写真)発言する大門氏(中央)と、桜田氏(右)。左は司会の渡部結・党大阪府委副委員長=17日、大阪市天王寺区

 日本共産党の大門みきし参院議員・比例予定候補は17日、著書『やさしく強い経済学』出版を記念して学習・各界懇談会を大阪市内の会場とオンライン併用で行いました。西田さえ子比例予定候補が決意を述べ、会計学者の桜田照雄阪南大学教授、浪速産業株式会社社長の中野雅司氏、前衆院議員の村上史好氏がメッセージを寄せました。

 大門氏は「最も過酷な資本主義である新自由主義を分析し、対抗軸になる力があるのは科学的社会主義。今それを日本共産党が広げることが大事であり、『やさしく強い経済』を提案しました」と話しました。

 桜田氏は「『失われた30年』と言われる期間で、人件費削減と法人税減税で企業の内部留保額は10倍の500兆円近くに増大。ここへの課税を大きな世論にし、格差を是正することで日本経済の成長を図る、新しい道に期待します」と話しました。

 中野氏は「かつて日本が成長し、世界での競争力をわが物にしていた時は、終身雇用を基本とした安定雇用があり、企業も今ほど法人税率が低くない中で研究開発にお金をかけていた。全体で大きな果実を取る社会にもう一度していく必要があると、本を読んで思った」と話しました。

 村上氏は「国民の生活、平和を守るために政治はあるが、今の資本主義の延長線上ではできない。現実の中で資本主義の誤り・欠点を克服していく社会主義の思想が必要だという考え方に、まったく同感です」と述べ、比例で共産党躍進による大門氏の勝利と、大阪選挙区で、たつみコータロー前参院議員・予定候補の勝利へともに頑張る決意を語りました。


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