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2022年6月18日(土)

共産党躍進で平和も暮らしも守ろう

川崎市 小池書記局長が訴え

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(写真)比例で日本共産党の躍進、あさか由香選挙区予定候補の必勝を訴える小池晃書記局長=17日、川崎市高津区

 日本共産党の小池晃書記局長は17日、川崎市高津区で街頭演説し、公示が目前に迫った参院選で田村智子副委員長はじめ比例予定候補5人の必勝と、神奈川選挙区のあさか由香予定候補の勝利を訴えました。「党躍進で平和も暮らしも守ろう」と呼びかけた小池氏に駅前のデッキを埋めた人たちが大きな拍手を送りました。

 小池氏は、深刻な物価高騰のもとで日銀総裁が“家計は値上げを受け入れている”と述べ、岸田首相が「日本の物価高は他の国に比べると相対的には低い水準」と語ったことを批判。「国民は苦しみながら耐え、日本以外の主要国は賃金が上がっている。今の政府には庶民の苦しみと怒りが届いていない」と述べました。物価高でたちどころに悲鳴が上がるのは、賃金も年金も下がり続け、人を使い捨てにする冷たくもろい経済だからだとして、消費税の緊急減税、賃金が上がる国への転換など「今こそ人を大事にするやさしく強い経済に変えよう」と力を込めました。

 「成長から分配へ」と言っていた岸田首相が金融所得課税の見直しなどを言わなくなったことを上げ、「なぜぶれてしまうのか。自民党が財界にモノを言えない財界政治部だからだ」と指摘。「ならば企業・団体献金を受け取らない共産党に財界の横暴に切り込む政治をやらせて。新自由主義を突き進む冷たくもろい経済の自民、公明か、やさしく強い経済の共産党か。共産党を伸ばして暮らしを守ろう」と呼びかけると拍手が起こりました。

 小池氏は「人が使い捨てにされる働き方を変えたい」という、あさかさんの思いから生まれた「8時間働けばふつうに暮らせる社会に」のスローガンが全国に広がったと紹介。3人の子育てをしながら国政に挑み、子育てや自分を犠牲にすることを強いられる社会を変えようと訴えるあさかさん、共産党の勝利でこそ生活実感に寄り添う政治ができると訴えました。

あさか氏訴え

 あさか由香参院神奈川選挙区予定候補は、大企業に忖度(そんたく)し、働く人を守るルールを壊し、社会保障を削減し続ける自民党、公明党や維新の会の政治では「8時間働けばふつうに暮らせる社会」というささいな願いさえ実現できないと批判。「大企業や富裕層に公正な税負担を課すという、どこの国でもやっている当たり前の政策は、企業献金を受け取らない共産党と、あさか由香しか実現できません」と訴えました。小田原かなごてファーム代表の小山田大和さんも応援スピーチしました。


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