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2022年6月17日(金)

憲法生かした政治を今こそ

総がかり行動などが宣伝

東京・新宿

写真

(写真)暮らしの課題よりも大軍拡や9条改憲を進める政治を、参院選で変えようとアピールする人たち=16日、東京・新宿駅西口

 憲法を生かした政治を実現しようと訴える街頭宣伝が16日、東京・新宿駅西口で行われました。「政治を変えよう!」などと書かれたプラカードを手に集まった人たちは、憲法を無視して改憲や軍拡を狙う岸田政権に怒り、参院選で審判を下そうとアピール。「参院選では、戦争か平和が問われます。一人ひとりの平和を願う思いを選挙で示しましょう」と呼びかけました。

 憲法共同センター、憲法9条を壊すな!実行委員会、戦争をさせない1000人委員会に結集する人たちがリレートーク。

 憲法共同センターの寺園通江さん(全労連女性部事務局長)は、軍事費を2倍へと増額しようとする岸田政権に憤り、「軍事費に税金を使うなら、医療や福祉、年金など国民のために使ってほしい」とスピーチ。憲法を無視しながら戦争する国づくりを進める今の政治ではなく、憲法を生かした政治へ変えるためにみんなで選挙に行こうと訴えました。

 総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんは、自民や維新などがウクライナ危機に乗じて軍拡や9条改憲を主張しているが、「戦争の準備をすれば、必ず戦争へとつながります」と批判。平和憲法を生かした外交努力こそが政治に求められているとし、参院選へ向けて「9条守れの声を広げていきたい」と語りました。

 主催は、総がかり行動実行委と9条改憲NO!全国市民アクションです。


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