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2022年6月17日(金)

2022参院選

政治の力で痴漢ゼロ

たけやま氏が調査結果発表

京都

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(写真)記者会見する(左から)渡辺和俊党京都府委員長、たけやま氏、地坂拓晃同書記長=15日、京都市中京区

 日本共産党の、たけやまさいこ参院京都選挙区予定候補は15日記者会見し、党府ジェンダー平等委員会がすすめてきた「痴漢実態調査アンケート」の結果を発表しました。

 たけやま氏が事務局長を務める同委員会は、「痴漢は最も身近な性暴力であり、政治が正面から取り上げなければならない人権問題」という立場から、今年4月中旬から、街頭やSNSで同アンケートを呼びかけてきました。

 寄せられた回答は153件で、女性が88%でした。「初めて被害を受けた年代」は10代以下が8割を占め、うち9歳以下が16%あり、子どもを守る課題であることもあらためて浮き彫りになりました。「被害にあった場所」では、「路上」が約7割と「電車の中」よりも多い結果となったことも京都の特徴を示しています。具体的な被害の記述には、「男性が近づくと反射的に怖いと思う」「ふと思い出してなんとも言えない虚無感に襲われる」など、痴漢が被害者の心に深い傷を残す犯罪であることの実態が示されています。

 たけやま氏は会見で、鉄道各社や京都府警などに申し入れ、駅のホームで“痴漢は犯罪”などのテロップが流れるようになった変化を紹介。「被害者の声が政治を動かしつつあり、党は参院選政策でも痴漢ゼロを掲げている。さらに奮闘したい」と決意を語りました。


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