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2022年6月16日(木)

年金減額に怒りが噴出

支給日うけて

写真

(写真)全日本年金者組合は年金の0.4%削減が行われて初の支給日の15日、47都道府県約1000カ所で抗議行動を呼びかけ取り組みました。東京都内では杉澤隆宜委員長らが銀行の前で行動し署名を呼びかけました(年金者組合提供)

 年金が15日の支給日から前年度に比べ0・4%減額されました。受給者から「物価が高騰しているのに年金を減らすなんて許せない」と怒りが噴出しています。

 「元々わずかな年金なのに、何でもかんでも値上がりするなか、削るなんてありえん!」。福岡市の女性(71)は国民年金の減額通知を手に怒ります。月約6万5千円から年額で3100円も減らされました。

 「年金から介護保険料(月6700円)を引かれ、高すぎる国保料(月1万6500円)を払うとわずかしか残らず、情けない」

 会社員だった夫(77)と二人の年金生活。「余裕はなく節約、節約の毎日」です。エアコンを使わずに暮らしているといいます。

 家計の足しにと週2日、清掃の仕事を続けています。「今後、病気でもしたら収入はなくなるし、医療費は増える」。働かなくても安心して暮らせる年金への願いは切実です。

 「消費税を5%に下げるという日本共産党の提案に大賛成です。岸田首相は軍事費の大幅増や憲法改悪を声高に言い出し、日本維新の会や国民民主党もすっかり与党化して驚きました。参院選で、共産党は必ず議席をのばして悪政をくいとめてほしいです」


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