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2022年6月12日(日)

辺野古リポート

みんなの力合わせ

写真

(写真)安和桟橋入り口で抗議する人たち=8日

●6月8日 1日で600台の運搬を減らす

 辺野古新基地建設の埋め立て用土砂を本部鉱山から海上輸送しているのが沖縄県本部町の塩川港と名護市の安和桟橋です。

 この土砂の搬出を少しでも遅らせようと「安和桟橋、塩川港大行動」が同実行委員会の呼びかけで6日から8日まで3日間取り組まれました。強い雨が降る中、全県から1日100人前後の県民が両港で赤土を積んだダンプカーに対して抗議しました。

 実行委員会の原田みき子事務局長は「通常より1日当たりダンプカー約600台(運搬船4隻分以上)の搬出を減らすことができた。私たちの一歩は小さいがみんなで力を合わせれば辺野古新基地建設に大きく影響を与えることができる」と、引き続き県民の参加を訴えました。

●9日 沖縄を再び戦場にしないため参院選で絶対勝利を

 辺野古ゲート前には約50人の県民が座り込み「違法工事やめよ」と抗議しました。テント村で沖縄市民会議の前川盛治事務局次長が「岸田政権が骨太の方針などに台湾を盛り込み、軍事力増強方針を閣議決定した」と批判。「沖縄を再び戦場にさせてならない。参院選でイハ洋一さんと立憲野党を絶対勝利させよう」と訴えました。


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