2022年6月11日(土)
２０２２参院選 福島野党統一 小野寺氏
市民連合、予定候補に政策要望書
 （写真）小野寺氏（右端）に政策要望書を手渡す市民連合の人たち＝10日、福島市 |
ふくしま県市民連合は１０日、福島市内で参院福島選挙区（改選数１）の無所属予定候補の小野寺あきこ氏(４３)＝立憲民主党推薦＝に会い、野党間で最大限の協力を行うよう求める政策要望書―(1)平和国家路線の堅持と発展(2)暮らしと命を守るための政策の拡充(3)気候変動対策の強化とエネルギー転換の推進(4)平等と人権保障の徹底―の４項目を読み上げて、小野寺氏に手渡しました。
同選挙区は事実上の野党統一予定候補となる小野寺氏と、自民公認の星北斗氏(５８)＝公明推薦＝による激戦となる様相です。小野寺氏は「市民連合の要望を受けて、選挙戦に全身全霊を傾けて臨んでいきます」と答えました。
記者会見で県市民連合の伊藤宏之幹事（福島大学名誉教授）は「これまでとは違う形だが、（県内で３勝２敗で勝ち越した）昨年の総選挙のようにたたかいたい」と強調しました。日本共産党福島県委員会の町田和史委員長は、総合的に判断して、小野寺陣営が「与党対県民党のたたかい」と位置づけ広範な県民に支援を呼びかけたことにこたえ、県民党の一翼を担って支援し、勝利をめざすと述べました。
