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2022年6月10日(金)

内部留保で最賃アップ

紙・佐々木氏が道労連と懇談

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(写真)懇談する(左から)紙、佐々木の両氏=9日、札幌市

 日本共産党の紙智子参院議員と佐々木とし子参院比例予定候補は9日、参院選政策「平和でも、暮らしでも、希望がもてる日本に」を携えて札幌市の労働組合や民主団体を終日回り、懇談を重ねました。

 北海道労働組合総連合の訪問では、三上友衛議長と出口憲次事務局長が出迎えました。

 コロナ禍、物価高騰で労働者・道民の暮らしが厳しくなる一方、たっぷりため込んだ大企業の内部留保が選挙の焦点の一つです。

 紙氏は、経営者の中にも“最低賃金引き上げを”の声が多数になり、「やさしく強い経済」にするには、世界で異常な「賃金が上がらない国」を「賃金が上がる国」にすることですと指摘。大企業の内部留保に適切に課税する提案に注目が寄せられていると紹介しました。

 「賃上げや中小企業支援のために内部留保課税案に期待しています」と三上氏。事業者にも労働者にも怒りや不満が広がっていると告発し、「私たちはそうした労働者と丁寧に対話し、運動していきます」と語りました。

 佐々木氏は、コロナ禍で女性の労働実態が浮き彫りになり、「今こそジェンダー平等社会が必要です。大企業の男女賃金格差の公表で第一歩を踏み出しました。格差解消のために、連携して頑張ります」と表明しました。


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