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2022年6月9日(木)

高齢女性の貧困解決を

倉林議員と当事者団体が懇談

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(写真)高齢期の女性に貧困について話をする(左から)船橋、大矢の各氏と倉林議員(右)=8日、参院議員会館

 高齢女性の貧困が深刻化するなか、中高齢期のシングル女性でつくる「わくわくシニアシングルズ」らは8日、国会内で日本共産党ジェンダー平等委員会責任者の倉林明子参院議員と懇談しました。

 一人暮らしの女性の貧困率は、勤労世代(20~64歳)は24%、高齢期(65歳以上)では46%と2人に1人が貧困に陥っています。

 同団体の大矢さよ子代表は、高齢期に単身女性が貧困になる要因として、女性は公務・民間を通して非正規雇用が多く、低賃金、低貯蓄、低年金につながっていると発言。住まいの確保や生活保護へのアクセスも容易ではないなど女性たちが直面する困難について話しました。男女賃金格差の是正、生活できる年金などの制度改正を訴えました。

 「世界女性会議ロビイングネットワーク」の船橋邦子さんは、子育てが終わった女性、子育てをしていない女性は支援の対象外になっているとして、分断のない支援が必要だと話しました。

 倉林議員は、日本共産党はジェンダー平等を党綱領に掲げ、すべての人が生きやすい社会を目指していることを紹介。第5次男女共同参画基本計画を実効性あるものにすることが必要だと話しました。


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