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2022年6月9日(木)

暮らし最優先の政治に

要求実現へ国会前行動 3団体主催

 通常国会の会期末が迫る8日、各分野の要求実現を求める定例国会行動が衆院第2議員会館前で取り組まれました。岸田政権の軍拡路線を批判しながら、参院選で政治を変えようとアピール。集まった200人(主催者発表)は、「いのちと暮らし最優先の政治を」と声をあげました。


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(写真)軍事優先、暮らし切り捨ての政治を参院選で変えようとアピールする人たち=8日、衆院第2議員会館前

 主催者を代表して新日本婦人の会の米山淳子会長があいさつし、岸田政権による大軍拡と物価高騰が大きな争点になっていると指摘。軍事費増大のため社会保障費の削減が狙われるもとで、「参院選では軍事と暮らし、どちらを優先するのかが問われています」と語り、戦争への道を許さない結果を出そうと述べました。

 参加団体から2氏が決意表明。東京革新懇の今井文夫事務局長は、2カ月間で100カ所を超える宣伝を実施するなど、改憲を許さない取り組みを都内各地で広げていると報告。「自民党や維新の会の危険な動きを国民に伝えながら、改憲をストップしたい」と述べました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員が国会情勢を報告。物価高騰などで国民生活が苦しくなるなか、最低賃金の大幅引き上げや消費税減税など「暮らしを守るために、政治ができることはたくさんあります」と語り、こうした政治を実現するため、参院選で奮闘しようと呼びかけました。

 田村智子副委員長・参院比例予定候補も駆けつけ、「国民が苦しみ続ける政治を続けていてはいけません。参院選で必ず変えましょう」とスピーチしました。

 主催は国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会です。


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