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2022年6月9日(木)

「新基地反対」変わらず

那覇市議会 共産質問に城間市長

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(写真)代表質問する湧川市議=8日、那覇市議会

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(写真)代表質問する前田市議=8日、那覇市議会

 那覇市議会で8日、日本共産党の湧川朝渉(ともゆき)、前田千尋の両市議が代表質問しました。

 湧川市議は、「オール沖縄」の翁長雄志前県政を引き継ぐ玉城デニー県政、城間幹子那覇市政が大きな実績をあげていることは「市民と県民のたたかいがつくりだした大きな成果だ」と述べ、城間市長に、翁長氏への思いと名護市辺野古の米軍新基地建設反対、デニー県政を引き続き支えていく信念について問いました。

 城間市長は、翁長氏の「信なくば立たず」との政治信念に基づく決断力と行動力、ぶれない政治姿勢に強い共感を覚えているとし、「中でも辺野古新基地建設反対について行動を共にしてきた自負がある」と強調。「翁長前知事の意思を継承するデニー知事を応援し、普天間飛行場の辺野古移設反対を堅持する私の立場、信念は少しも変わっていない」と答え、全くぶれない姿勢を示しました。

 前田市議は、物価高騰・コロナ禍から暮らしを守るため、児童クラブ賃借料補助金引き上げや子育て世帯への支援金支給、給食費を値上げしないことなど市民に寄り添う施策について問いました。

 城間市長は、賃借料補助金について、現在の月額上限8万円を、月額25万5500円まで補助できるよう予算を増額補正したと答弁しました。

 市当局は、低所得の子育て世帯に児童1人当たり5万円を給付する子育て世帯生活支援特別給付金に市の独自事業として2万円を加え、児童1人当たり計7万円を支給と答弁。給食費も現行のままで調整するとしました。


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