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2022年6月8日(水)

労働者要求 実現ぜひ

参院選へ山下副委員長に全労連

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(写真)要望書を手渡す(右から)全労連の川村副議長、小畑議長と、共産党の山下副委員長、米沢労働局次長=7日、日本共産党本部

 全労連の小畑雅子議長らは7日、日本共産党の山下芳生副委員長と会談し、参院選に向け、平和と民主主義、憲法を守り、労働者の要求を実現するために野党共闘を強化し、労働者や市民と力を合わせるよう要請しました。

 山下氏は「全労連の要求はすべて当然で、私たちの政策と一致する。力対力でなく平和の外交を、雇用と暮らしを守るため新自由主義の転換を、市民と野党の共闘の前進を―これらはすべてわが党の綱領的立場からきている。紆余(うよ)曲折はあっても野党共闘の強化のために力をつくす」と述べました。

 小畑氏はロシアのウクライナ侵略に乗じて、国民の命と暮らしを犠牲にして軍備拡大や日米同盟強化、憲法9条を改憲する危険な動きが強まっていると指摘。「参院選は平和か戦争かの岐路でたたかわれる。自民党や公明党、維新の会が大軍拡と改憲を声高に叫ぶ中で、良心的な人も巻き込まれかねない状況もあるが、日本共産党のように、攻められないためにどうするかをゆるぎなく訴えている勢力があることは希望だ」と強調しました。

 山下氏は「街頭演説をしていると、戦争をさせないことが大事で、そのためには憲法9条を生かした外交努力しかないという訴えに、足を止めて聞き入る方が、とりわけ若い人で増えてきている」と述べました。

 小畑氏は、「全労連の要求と運動の中でも、とりわけ最低賃金全国一律1500円、ケア労働者の大幅賃上げと労働条件改善を重視し、手ごたえもある」と述べ、山下氏は「最賃1500円のための中小企業支援に内部留保に課税する政策は、まったく一致する」と応じました。

 全労連の川村好伸副議長、共産党の米沢幸悦労働局次長が同席しました。


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