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2022年6月7日(火)

大軍拡路線を許すな

総がかり実行委

写真

(写真)「軍拡やめろ」「改憲するな」とコールする人たち=6日、首相官邸前

 総がかり行動実行委員会は6日、首相官邸前で岸田政権が狙う軍事費2倍化などの大軍拡路線や改憲の動きに対する抗議を行いました。雨のなか集まった120人(主催者発表)は、戦争へとつながる危険な動きを参院選でストップをかけようと声をあげました。

 毎週月曜日に取り組んでいる官邸前抗議は、今回で4回目です。主催者を代表してあいさつした菱山南帆子さんは、自民党や維新の会などによる改憲策動にふれ、「憲法施行から75年、私たちのねばり強い運動の力で改憲を許してきませんでした」と訴え。このことに確信を持って、改憲や軍拡路線をはね返す運動をさらにつくろうと呼びかけました。

 さまざまな立場の市民がスピーチ。憲法共同センターの安井正和さん(日本原水協事務局長)は、オーストリアのウィーンでまもなく開かれる核兵器禁止条約の第1回締約国会議への参加を表明しない岸田首相を批判。「一体どこの国の首相なのか。核兵器廃絶は世界の流れです。被爆国にあるまじき政府を、参院選で変えましょう」と語りました。

 野党から、日本共産党、立憲民主党の国会議員があいさつ。社民党からのメッセージが紹介されました。

 共産党の紙智子参院議員は、自民党がウクライナ危機を口実に軍事費の増大を狙うもとで、「戦争か平和かが鋭く問われています」と強調。「軍事ではなく暮らしに予算を使うべきです。そうした政治を実現するために、ご一緒に頑張りましょう」と語りました。


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