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2022年6月7日(火)

市田氏と時代語る

党文学後援会が集い

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(写真)文学者の集いで話をする市田参院議員=5日、党本部

 日本共産党文学後援会は5日、党本部会場とオンラインを併用し「市田さんと時代を語る文学者の集い」を開きました。会場とあわせて64人が参加しました。

 市田忠義参院議員・党副委員長を招き、来たる参院選へ向けて「戦争か平和か」、「日本共産党が果たす役割とは何か?」をテーマに討議しました。

 市田さんはロシアによるウクライナ侵略について、さまざまな文学団体が声明をあげロシアを非難していることを挙げたうえで、今回の選挙は戦争か平和かを問う歴史的岐路に立つものになると強調。参院選まで残り35日を切り、比例5議席、東京で山添拓参院議員の再選を勝ち取ろうと訴えました。

 市田さんの話を受け、「文学者の間で反戦の声が広がっている」「若い世代とどう交流するか」「どうすれば効果的な宣伝が行えるか」など意見が出されました。

 市田さんは、批判・告発とともに前向きなビジョンの提起を、具体的に分かりやすく伝える工夫が必要とのべ、自己責任論を押し付けられてきた若者に、コロナ禍で変化が生まれていると指摘しました。

 仏文学者・桑原武夫氏の言葉をひき、「戦争は文化を滅ぼします。優れた文学は生産的、現実的な側面を持つ。皆さんには、読者を励ますような、作品を書くことを期待したい」と話しました。

 終了後、回収したアンケートには「わかりやすい講演だった」「反対ばかりでなく、どう進むのか提起をするという話が納得できた」「社会の役に立ちたい思いをどう活動に結びつけるか、追求していきたい」などの意見が寄せられました。


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