2022年6月7日(火)
ひょう被害 農家支援を
福島 いわぶち参院議員が調査
![]() (写真)ひょうが当たって傷ついたナシの実を示す男性(右端)と、いわぶち(中央)、大橋(左端)両氏=5日、福島市 |
2日から3日にかけて福島県内の広い範囲でひょうが降り農作物に被害が出る中、日本共産党のいわぶち友参院議員・比例予定候補は5日、福島市の果樹農家を訪れ、被害実態を調査しました。町田和史党県委員長、大橋沙織県議が同行しました。
「県北地方でこれだけ、ひょうの被害が出たことはない。畑全体の被害はまだわからないが5割以上ではないか」と話すのは、同市笹木野のナシ農家の男性(59)。
ひょうが当たって黒く傷ついた直径1センチメートルほどのナシの実を手に取り、切り取っていきます。「霜なら対策もあるが、ひょうは本当に自然災害で、どうしようもないなあ。今年は実がいっぱいつき、一昨年の黒星病、昨年の霜害を経て3年ぶりの豊作かと期待したのに」と悔しさをにじませました。
いわぶち氏から問われた補償や支援策について、ナシ農家の男性は「農家は高齢化が進んでいるから、これを機にやめる人もいるのではないか。離農者を出さないための支援が必要だ。軍拡でなく農林予算を増やしてほしい」と訴えました。
いわぶち氏は「農業を続けていける政治のため頑張ります」と話しました。









