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2022年6月6日(月)

2022参院選 笠井・にひ氏が熊本・岡山で訴え

暮らし・平和かかる選挙 熊本

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(写真)聴衆の応援に応じる(前列左から)にひ、笠井、深田の各氏=5日、熊本駅前

 日本共産党熊本県委員会は5日、参院選での党躍進をめざす街頭演説を、笠井亮衆院議員を迎えて熊本駅前(熊本市)で行いました。にひそうへい参院比例予定候補と深田秀美参院比例予定候補も訴えました。

 雨の中を駆け付けた聴衆の熱気に包まれる中、笠井氏は、迫る参院選を「暮らしと平和のかかる選挙だ」と指摘。憲法9条を生かして東アジアに平和をつくる党の「外交ビジョン」の提唱を紹介。ウクライナ危機に乗じた「戦争する国」づくりを、力を合わせ止めようと述べました。

 物価高騰から暮らしを守る「やさしく強い経済」への大転換を呼びかけ、にひ氏はじめ日本共産党の比例5議席獲得に支援を訴えました。

 にひ氏は▽危険なダムはやめ、流域全体の総合治水を急ぐこと▽水俣病問題の完全解決▽宝の海・有明海をよみがえらせる熊本の課題を指摘。8時間働けば普通に生活できる社会、消費税5%減税、インボイス中止を実現するために「もう一度国会で働かせてください」と力を込めました。

 夫婦で参加した女性(31)=熊本県菊陽町=は「自分たちの声や要望を聞いて国会に届けてくれる、にひさんをぜひ国会に送り出したい」と話しました。18歳の学生は「政治に関心が薄い同世代に今日の話も伝えて関心を高めたい」と語りました。

核禁条約に日本参加を 岡山

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(写真)集まった聴衆に手を振る笠井氏(中央)、にひ氏(右)、すみより氏(左)=5日、岡山市

 日本共産党の笠井亮衆院議員は5日、岡山市で、にひそうへい参院比例予定候補、すみより聡美参院岡山選挙区予定候補とともに街頭演説しました。雨の降りだしそうな天気にもかかわらず多くの人が聞き入りました。

 被爆2世の笠井氏は、ロシアによるウクライナ侵略でプーチン大統領が核兵器による脅しを繰り返し、自民党や維新の中から「核共有」の議論が出ていることについて「絶対悪の核兵器は無くす以外にない。米国と核兵器を共有しようとするような政党には日本の政党の資格がない」と批判。今月21日からオーストリアのウィーンで開催される核兵器禁止条約の第1回締約国会議に、日本政府が参加しない態度を明らかにしていることについて「こんなことでいいのか。共産党は私を代表として派遣することに決めた。核兵器禁止条約に日本は参加せよと正面から言っている日本共産党を躍進させよう」と訴えました。

 にひ氏は「ためこんだ内部留保に課税をして最低賃金1500円を実現しよう。物価高の一番の特効薬は消費税の減税です。弱い者いじめの政治を終わらせよう」と力を込めました。

 祖母に誘われて初めて演説を聞きに来た会社員の女性(24)=岡山市=は「共産党は平和のことを訴えているイメージがあったが、くらしやジェンダーの問題も訴えていて印象が変わった。参院選に向けてもっと共産党のことが知りたい」と話しました。


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