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2022年6月5日(日)

参院選躍進へ ダッシュ

共産党以外が軍事増強言うの怖い 生きていける年金のため頑張って

党幹部・予定候補者先頭 一斉に訴え

 参院選の公示まで18日となった4日、日本共産党は党幹部、比例代表・選挙区予定候補がいっせいに街頭・演説会で平和と暮らしを破壊する岸田自公政権と維新の会などの企てを告発し、「日本の前途は日本共産党躍進にかかっています。党をつくって100年。自由と平和をまっすぐつらぬく日本共産党を」と熱く訴えました。3日の5中総「参議院選挙必勝 全国決起集会」を受け、全国の党支部・後援会、JCPサポーターも党躍進に向け、宣伝、対話・支持拡大に猛ダッシュしました。


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(写真)小池晃書記局長の訴えを聞く人たち=4日、大阪市阿倍野区

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(写真)聴衆の激励にこたえる田村智子副委員長(正面左)と、さいとう和子選挙区予定候補=4日、千葉県柏市

 「平和・暮らしがかかった選挙です。カジノで大阪を壊す維新政治を転換し、『庶民の大阪』を取り戻す選挙にしよう」―。小池晃書記局長は大阪府豊中市、大阪市阿倍野区、東大阪市の3カ所で、大門みきし比例予定候補、たつみコータロー大阪選挙区予定候補と街頭から訴え。どこでもしだいに聴衆の輪が広がり、大きな拍手と熱い声援が送られました。

 阿倍野区で演説を聞いた都島区の女性は「共産党以外のどの政党も軍事増強を言うなんて怖い。共産党を勝たせて、軍事費より教育や社会保障に予算を使う政治に変えたい」と期待を寄せました。

 「そうだ!」と聴衆から何度も声援が飛んだのは、千葉県柏、市川両市で田村智子副委員長・比例予定候補が、さいとう和子千葉選挙区予定候補と訴えた街頭演説。応援弁士に立った柏市中小業者後援会の鈴木五月さんは「共産党の勝利でインボイス中止と消費税減税を」と発言。演説を聞いた70代の男性は「今月支給分から年金がまた下がる。生きていける年金のために共産党に頑張ってほしい」と語ります。

 倉林明子副委員長が、たけだ良介比例予定候補、鈴木ちか静岡選挙区予定候補と訴えた静岡駅前は、横断幕を持つ人や足を止めた人たちでいっぱいに。「政治家が戦争をあおる風潮が悔しい。反戦平和を貫く共産党を躍進させたい」「物価高が暮らしに直撃している。共産党にこの状況を変えてほしい」などの期待の声があふれました。

 山下芳生副委員長は北海道小樽市と札幌市で、いわぶち友比例予定候補、はたやま和也北海道選挙区予定候補と街頭から訴えました。日本共産党員作家、小林多喜二を育んだ小樽への訪問に触れた山下氏の訴えに聞き入っていた制服姿の高校生3人は「憲法を守ることは大事」「戦争体験を繰り返す道に進むのは反対」と共感。別の高校生の集団は、ちぎれんばかりに手を振り声援を送っていました。

 市田忠義副委員長は宮崎県延岡市で演説会。にひそうへい比例予定候補がビデオメッセージを寄せ、白江好友宮崎選挙区予定候補が訴えました。参加した男性(22)は「ニュースでみていたときはわからなかったことが、市田さんの話でよくわかった。社会人になったばかりなので、若者の働き方のことなど共感した」と語りました。

 井上哲士参院幹事長は島根県松江、出雲両市で、にひ比例予定候補、福住ひでゆき鳥取・島根選挙区予定候補と街頭などで演説。仲間と手づくり横断幕を持って参加した松江市の女性(80)は「参院選は戦争と平和の分岐点で1票も無駄にできない。対話を努力して、知り合いの知り合いにまで支持を広げたい」と語りました。


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