2022年6月4日(土)
雨の中で「憲法守れ」
毎月3日の国会前行動
![]() (写真)激しい雨の中、「憲法9条を守ろう」などのプラカードを掲げる参加者たち=3日、東京都千代田区 |
毎月3日に国会前で「憲法9条をまもろう」「9条壊すな」「ロシアは戦争をやめよ」など、さまざまな思いを書いたポスターやカードを掲げるスタンディング行動が今月も、国会正門前でありました。行動中に激しい雨が降りましたが、参加者たちはプラカードを掲げました。
行動の呼びかけ人で作家の澤地久枝さんは「政治情勢が非常に悪いです。参院選が近づいていますが、私たちは選挙でこの政治に納得いかないという意思を示したい。一人の力は小さくても、私たちは押し流されない」と語りました。
日本共産党の穀田恵二衆院議員は「『アベ政治を許すな』という言葉の意味が、今改めて大きくなっていると感じています」と述べ、敵基地攻撃論や軍事費のGDP比2%など、今日本が戦争か平和かの大きな分かれ目に来ていると説明しました。「あの戦争の体験を経て憲法をつくったのです。憲法を守れ、平和を守れということで、頑張りたい」と訴えました。
世田谷区から参加した女性(73)は、「今の日常生活が突然無くなるのが戦争だ。ロシア、北朝鮮、中国ではメディアで国民が洗脳されていると人々は言うが、日本だって今同じような状況になっているように見える。戦争反対の声を上げ続けたい」と語りました。
同日の朝にネットで行動のことを知って横浜市から来た男性(32)は「どちらかと言うと思想は右寄りだが、戦争になって原発が攻撃されたら、たたかう前に日本は終わりだ。絶対原発を止めないと」と話しました。









