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2022年6月3日(金)

共産党躍進で論戦力アップ

国民の声 国政に届ける道

質問時間・発言機会増える

日本共産党の委員を配置した委員会・審査会数
(カッコ内は複数配置)
議席 常任委 特別委 審査会
2010
2013 11 16(2) 8(2) 2(1)
2016 14 17(5) 7(4) 3(1)
2019 13 17(4) 7(3) 2(1)
※憲法審査会の委員配置は2011年から

 ウクライナ危機に乗じた改憲・軍拡の流れにストップをかけ、国民本位の政治に転換するためには、日本共産党の躍進で国会での質問時間や発言機会を増やし、論戦力を高めることが決定的です。

 参院では10人以上の会派が「院内交渉会派」となり、議院運営委員会に理事として出席し、本会議で重要案件の質疑・討論に立てることになります。2010年参院選で党の獲得議席は比例3にとどまり、非改選3と合わせて6人での活動を余儀なくされました。10人を下回ったため本会議での発言機会は年2~3回に制約。17の常任委員会のうち委員を置いたのは9委員会で、内閣、外交防衛、文教科学、経済産業、国土交通などでは委員が割り当てられず質問できませんでした。

 13年の参院選で比例5、選挙区3の計8議席に躍進。非改選とあわせ11人となり、懲罰委員会を除くすべての常任委員会で質問できるようになりました。予算、決算委と憲法審査会には2人の委員を配置。11人以上で獲得する「議案提案権」でブラック企業規制法案などを提出しました。

 16年には比例5、選挙区1の計6議席を獲得。非改選とあわせ14人に前進した結果、憲法審査会で2人から3人になるなど党委員の配置が増えました。九つの委員会で運営協議にあたる理事会の理事に就任し、予算委員会では12年ぶりに理事を確保しました。

 今回の改選議席数は6年前に獲得した6議席。現有議席を下回れば委員の割り当てや質問時間は削減されます。昨年総選挙の比例416万票を起点に反転攻勢に転じ、参院選比例目標の650万票を獲得して、5人のベストチームを国会に押し上げることが必要です。


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