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2022年5月29日(日)

2022参院選

9条生かし平和外交

富山 市田副委員長・たけだ比例予定候補訴え

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(写真)参院選での躍進へ支援を訴える(右から)たけだ、市田、坂本の各氏=28日、富山市

 日本共産党富山県委員会は28日、市田忠義副委員長を迎えて富山市で、公示まで1カ月を切った参院選での党躍進を目指す街頭演説を行いました。会場には多くの市民が詰めかけ、市田氏、たけだ良介参院議員・比例予定候補、坂本ひろし参院富山選挙区予定候補の気迫の訴えに聞き入りました。

 参院選に向け、ウクライナ危機に乗じて改憲や軍拡に走る自公維らを批判した市田氏。仮想敵を設ける排他的なアプローチでなく、東アジア規模での友好協力条約を目指すASEAN(東南アジア諸国連合)の理念に触れ「東アジアを平和の地域にするため、憲法9条を生かした平和外交こそが日本に求められている」と訴えました。

 くらしの問題で、市田氏は「アベノミクス」による異次元の金融緩和が異常な円安と物価高騰を招いたとし、市民に冷たい経済の土台にある新自由主義の転換へ消費税5%への減税などを提案。「1円も企業献金をもらわず、大企業にものが言える共産党の躍進で、これらの改革を実現させよう」と呼びかけました。

 たけだ予定候補は米価大暴落の中、農家の転作を支援する水田活用交付金のカットを図る政府を批判。「価格保障、所得補償を充実させ、農家の皆さんを支えられる農政に転換していく」と語りました。坂本予定候補は「最低賃金を引き上げさせる」と決意表明しました。

 砺波(となみ)市の男性(76)は「消費税減税の提案など、具体的な主張に元気が出た。ビラまきなど頑張る」と意気込みました。会場では、ウクライナへの支援募金を受け付けました。


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