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2022年5月25日(水)

女性差別撤廃 議定書批准を

署名9万1946人分 請願提出集会

実現アクション

写真

(写真)署名提出集会であいさつする浅倉、柚木の両共同代表=24日、参院議員会館

 「女性差別撤廃条約実現アクション」は24日、女性の権利侵害について国連委員会への「個人通報」や「調査」要求を可能にする「女性差別撤廃条約選択議定書」のすみやかな批准を求める請願提出集会を参院議員会館で開きました。

 署名は9万1946人分で昨年より4000人増加、紹介議員も66人から80人に増えました。共同代表の柚木康子さんは「コロナ禍のもと、これだけ集まった」と強調。浅倉むつ子共同代表は「議定書は女性の権利を根底から変える。委員会で審議未了が続いているため、審議を求める署名も新たに取り組んでいます」と報告しました。

 大阪府の代表は「団体結成1年で自民党の女性議員も動かし、府内全44議会で意見書可決」と報告。三重県の代表は「議員に働きかけ学習会、パネル展示、冊子づくりをすすめ、今年3月、県議会で全会一致で可決した」と語りました。

 「5月にキックオフ集会を開催。参院選の候補者にアンケートを実施中」(東京都)、「県議会で全会一致。残りの12市町村での可決を目指す」(富山県)と話しました。

 「議定書の中身を説明すると『初めて知った』『目からウロコだ』と反応がある。リーフを活用して男性にも広げていこう」(婦団連)「7万5000人分を集めた。委員会でどう扱ったのかまで追及します」(新婦人)と語りました。

 日本共産党から井上哲士、吉良よし子の両参院議員があいさつ。立憲民主党、社民党、参院会派・沖縄の風の議員らと署名を受け取りました。


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