2022年5月22日(日)
取水施設の復旧早く
愛知大規模漏水 武田氏ら聞き取り
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愛知県の矢作川から農工業用水を取水する施設「明治用水頭首工」(同県豊田市)で大規模な漏水が発生した事故について、日本共産党の武田良介、井上哲士両参院議員、本村伸子衆院議員は19日、農林水産省と国土交通省の担当者から聞き取りをしました。根本美春豊田市議もオンラインで参加しました。
農水省は、国交省などの応援を受けてポンプを設置し、水をくみ上げる応急対応を行っているものの復旧のめどはたっておらず、現時点で毎秒2立方メートルしか流せていないなど全く足りない状況だと説明。最低でも農業用水毎秒5立方メートル、工業用水毎秒2立方メートルは必要ですが、狭い土地でポンプの設置にも苦労があると話しました。
また、水が流入した穴は以前から開いており、1月と3月に水中パテなどでふさいでいたと述べました。
参加した議員は、原因究明と緊急の水の確保、一刻も早い復旧、抜本的な対策を求めました。