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2022年5月22日(日)

憲法が光輝く尊厳ある社会へ

全国革新懇総会 小池書記局長が特別発言

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(写真)活発な討論が交わされた全国革新懇第41回総会=21日、東京都千代田区

 「平和・民主・革新の日本をめざす全国の会」(全国革新懇)は21日、東京都内で第41回総会を開きました。戦争につながるあらゆる策動に反対し、憲法が輝く民主的で尊厳ある社会をめざし、共闘と統一戦線運動の前進・発展に奮闘しようと議論。討論では地域・職場・青年革新懇の代表らが「今まさに革新懇運動の出番の時」「統一戦線運動の新たな前進を」と活発に交流しました。(小池書記局長の特別発言詳報)(沖縄とジェンダーの特別発言と来賓・開会あいさつ)

 来賓として市民連合の藤本泰成運営委員があいさつ。藤本氏は「大政翼賛体制づくりの動きに対峙(たいじ)し、憲法9条が示す平和外交の道を確実なものにするために、参院選で決して負けるわけにはいかない」と力強く訴えました。

 「報告と提案」を小田川義和代表世話人が行いました。

 日本共産党の小池晃書記局長が特別発言を行い、「参院選では、岸田自公政権に厳しい審判を下し、維新の会などによる翼賛体制づくりを許さない。市民と野党の共闘の灯を消さず、政権交代につながる結果を出す」と発言。平和と暮らしの問題に関わって、憲法9条を生かした平和外交と、新自由主義を転換する「やさしく強い経済」を提起しました。その上で、日本の政治を変える道は、市民と野党の共闘以外にないと改めて強調し、共闘の発展と参院選での共産党躍進への決意を表明しました。

 沖縄革新懇の仲山忠克代表世話人は、沖縄県の本土復帰50年の不屈の歴史を語り、「きたる沖縄県知事選挙の最大の争点は辺野古新基地建設の是非。新基地建設阻止の確かな道は玉城デニー知事の再選しかない」と訴えました。

 弁護士の杉井静子代表世話人は「ジェンダー平等の課題はあらゆる分野に存在する」として、男女賃金格差、家父長制的な性意識、政治分野でのジェンダー不平等を指摘し、「憲法的価値観を広げてこそジェンダー平等は達成される」と強調しました。

 討論では、改憲阻止や核兵器禁止条約の署名の運動、統一予定候補擁立や政策協議の取り組みなどを報告。「憲法改悪を許さない全国署名の目標を突破し、県全体で11万人分を集めた」(埼玉)「困難もあるが、選挙で勝利するためには市民と野党の共闘体制を確立し、本気で取り組めるかにかかっている」(長野)など意気込みを語りました。


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