2022年5月22日(日)
“男女賃金格差ゼロの日本”つくろう
志位委員長訴え
日本共産党の志位和夫委員長は２１日、北九州市、福岡市での訴えで、岸田文雄首相が、企業に男女賃金格差の公表を義務づけると述べたことについて、「国民の声で一歩、政治が動きました」と述べるとともに、「男女の賃金格差が文字通りゼロの日本をつくりたい。そのために力をあわせましょう」とよびかけました。
志位氏は、男女賃金格差は、年収で２４０万円、生涯賃金で１億円も格差があるとして、「日本共産党は、この格差をなくすために格差の実態を企業に公表させるよう、国会で求め続けてきました」と指摘。自身が行った今年１月の衆院本会議での代表質問に対して、岸田首相が「格差の公表を検討する」と答弁し、２０日に格差の公表を義務付けると明言したことについて、「国民の声で一歩、政治が動いたといえるのではないでしょうか」と強調。同時に、「ここからが大事です」として、格差開示を徹底し、企業に是正の計画をつくらせ、国はそれを監督・奨励する仕組みをつくることが必要だと強調し、「男女の賃金格差、文字通りゼロの日本をつくりたい。それこそ、ジェンダー平等・日本の土台をつくることになります。力をあわせていこうではありませんか」と訴えました。
