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2022年5月21日(土)

早乙女勝元さん葬儀

反戦を貫いた人生

市田氏が参列

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(写真)東京大空襲・戦災資料センターに設置された追悼コーナーで早乙女さんをしのぶ来館者=20日、東京都江東区

 5月10日に死去した作家で東京大空襲・戦災資料センター初代館長を務めた早乙女勝元さんの葬儀が20日、東京・寛永寺輪王殿で行われました。

 日本共産党からは市田忠義副委員長、土井洋彦学術・文化委員会責任者が参列。東京大空襲・戦災資料センター館長の吉田裕さんが葬儀委員長を務め、あいさつしました。

 弔辞では映画監督の山田洋次さんが「私がまだ無名で貧しかった若い頃、よくお宅に遊びに行き、柴又で食事をしました。あの細い体の中にははっきりと戦争に対する怒りをもっていた。反戦を貫かれた人生、あなたから受けとったものは生涯忘れません」と述べました。全国空襲被害者連絡協議会事務局次長の河合節子さんは「空襲で犠牲になった人々を、雑草ではなく、名前のある人として認め、活動し、一生をささげてこられました。今後も私たちの道を照らす灯台として、見守ってください」と語りかけました。エッセイストの海老名香葉子さん、詩人のアーサー・ビナードさんが弔辞を述べました。

 東京大空襲・戦災資料センターでは22日まで追悼コーナーが設置されています。


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