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2022年5月19日(木)

参院選での党躍進へ、青年・学生党員拡大と民青の前進を

 全国都道府県委員長会議は、党が質的にも量的にも強くなることが、選挙勝利とともに、党の未来をひらくことになることを強調しました。そして、志位和夫委員長のブックレット『科学的社会主義Q&A』(民主青年同盟発行)を活用して、青年・学生党員拡大、民青の拡大をすすめることをよびかけました。

青年の未来のかかった選挙――党の提案を届けよう

 岸田自公政権と補完勢力による「戦争する国づくり」を許すかどうか――参院選は、日本の進路と青年の未来がかかった大事な選挙です。青年・学生はウクライナ侵略に心を痛め、低賃金のもとで格差と貧困を実感しています。ウクライナ侵略への立場と党の安全保障論、また「やさしく強い経済」をつくる党の提案は、青年・学生の願いにこたえたもので、青年・学生に党の主張と姿を届けることは、党躍進の波をつくる大きな力になります。

 民青同盟は近く選挙アピールを採択します。「日本共産党と一緒に政治を変えよう決議」をすべての民青班であげましょう。今回の参院選では、青年・学生支部と民青班は、この間の組織的前進を生かして大学門前宣伝などの街頭宣伝に打って出ること、SNSでの発信を特別に重視し、日本共産党が未来ある青年の期待を集めている姿を広範な有権者に示していきましょう。そして、青年・学生名簿にもとづく対話・支持拡大にとりくみましょう。

民青の飛躍とともに、党員拡大の前進を

 民青同盟の拡大は5月段階で昨年同時期を大きく上回っています。コロナ禍3年目、多くの学園で本格的に新歓がとりくまれ、多くの県で、同盟員拡大と、班結成やその条件を切り開いた学園が増えました。強調したいのは、民青拡大のさらなる飛躍をはかることと同時に、青年・学生党員を迎え、党支部をつくっていくことに力を注ぐことです。

 民青拡大の教訓は、党が中断しない構えで新歓など具体化をはかったこと、週1回の班会を軸に学生班が主人公となって拡大の独自追求を強めたこと――この二つが相乗的に力を発揮しました。これは参院選本番のなかでこそ生かすべき教訓です。すべての都道府県で民青拡大の飛躍をつくりましょう。

 民青の前進のなかで、入党対象者は相当の規模となり、この間、同盟員に入党を働きかけ、決意をかちとる経験が生まれています。党機関が日常的に相談に乗り信頼を得るなかで、思いきって入党をよびかけていることが共通しています。また、戦争か平和かの岐路、また格差と貧困の広がりのなかで、党員としての生き方をよびかけるとともに、党の路線や姿を大いに語り合うなかで入党しています。党機関や議員団が力を発揮し、入党の働きかけそのものが「集い」となるよう、青年・学生党員と力を合わせて推進しましょう。

『科学的社会主義Q&A』を思いきって活用しよう

 選挙で党を語り、また党員拡大をすすめていくうえでも、科学的社会主義と綱領の学習がこれまで以上に大事になっています。

 大好評だった「学生オンラインゼミ」が加筆・補正され、ブックレットとして仕上げられました。科学的社会主義の新たな解説として、その学問の面白さを感じ、科学的な世界観・歴史観の本格的な学びへの契機となる決定的なブックレットです。民青班での学習援助を強め、青年・学生のなかで普及しましょう。世代的継承を願うすべての党員がブックレットを学ぶことを訴えます。

 また、『新・綱領教室』など、選挙のなかでこそ、青年・学生のなかでの学習援助を強めるようにしましょう。(青年・学生委員会)


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