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2022年5月13日(金)

性暴力根絶へフラワーデモ

「花は生きている。私も…」

 性暴力のない社会を求めるフラワーデモが11日、全国各地で取り組まれました。


写真

(写真)性暴力をなくそうとアピールする人たち=11日、東京駅前

刑法改正力あわせ 東京

 東京駅前でのデモでは、呼びかけ人で作家の北原みのりさんをはじめ、多くの人が参加。花束や「With You」「性暴力を許さない」などが書かれたプラカードを手にアピールしました。

 「何年もたってから、自分が性暴力を受けていたと気づいた」「誰にも、同じような経験をしてほしくない」など、集まった人たちは自身が過去に受けた性暴力被害や、被害当事者への攻撃を許さない思いをスピーチしました。

 フリーライターの小川たまかさんは、性交同意年齢について議論する場で「14歳と性交して捕まるのはおかしい」と発言して辞職した元国会議員が最近、「性交ではなく恋愛と発言した」と反論していることにふれ、「反論にもなっていません。あのとき声をあげた人たちは感情的だったというレッテルも貼られており見過ごせない。これからも声をあげ続けたい」と話しました。

 性暴力被害者の当事者団体、一般社団法人「Spring」の男性スタッフは、性暴力にかかわる刑法改正の議論の状況についてスピーチ。「幅広い人たちと力をあわせながら、同意のない性交は犯罪となる改正を実現したい」と語りました。


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