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2022年4月19日(火)

大阪カジノ 反対署名11万人超

市民団体 国への申請中止求める

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(写真)署名を提出する有田氏(中央)ら=18日、大阪市役所

 「カジノに反対する大阪連絡会」は18日、吉村洋文知事、松井一郎市長宛ての「カジノ誘致中止を求める署名」6398人分(第4次)をIR推進局に提出しました。これまでに提出した分と合わせると、合計11万4842人分にのぼります。

 署名提出後にIR推進局と行った懇談で、3月の府議会・市議会で同意を得た大阪IR(カジノを中核とする統合型リゾート)の「区域整備計画」について、国への区域認定申請期限の28日まで残り10日であることを確認し、「府・市は国に申請をしない」よう強く要望しました。

 同連絡会の有田洋明事務局長は、予定地の夢洲(ゆめしま)の土壌汚染・液状化対策に市が790億円の公費負担をすることや、地盤沈下対策など新たな公的負担が増え続けることを批判。「今の子どもたちがおとなになる頃に負の遺産を持ち越すべきではない。カジノ反対が府民の多数の声。住民福祉の向上を掲げる自治体がやるべきことではない。強行するなら府民に説明すべきだ」と訴えました。


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