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2022年4月9日(土)

ウクライナ支援 託された思いを

共産党 赤十字に募金届ける

倉林・武田氏手渡す

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(写真)ウクライナ支援募金の目録をICRCのレジス・サビオ駐日代表(左)と日本赤十字社の大塚義治社長(その右)に手渡す倉林明子副委員長(右から2人目)、武田良介参院議員=8日、東京都内

 日本共産党の倉林明子副委員長と武田良介参院議員は8日、東京都内で日本赤十字社の大塚義治社長、田中康夫国際部長、赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表のレジス・サビオ氏と懇談し、党が呼びかけたウクライナ支援募金に新たに寄せられた2705万6753円の目録を手渡しました。

 サビオ氏は、750万人の人々が国内での避難を強いられ、430万人の人々が国外に避難しているとして、「子どもがたった一人で両親を残して、住み慣れた家を去らなければならない」と悲惨な現地の状況を語りました。また、できる限り民間人の犠牲を避けるためにも「国際人道法とその順守が非常に重要だ」と述べた上で、「ありがとうございます」と日本語で感謝を伝えました。

 避難民の6割を受け入れるポーランドから戻ったばかりの田中氏は、「長期化すれば教育や生計といった中長期的な問題も考えていかなければならない」と懸念を示しました。

 倉林氏は、赤十字の車にも攻撃が及んでいることを「人道法に背いた行為だ」と批判。募金は「人道法、国連憲章、国際法を守れ」の声を全国であげようという取り組みの一環だと説明し、「国民の皆さんから託された思いであり、少しでも役立ててもらいたい」と述べました。

 懇談には、同社の磯則和パートナーシップ推進部長、日本共産党の田川実国際委員会事務局長が同席しました。


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