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2022年3月29日(火)

サンゴ移植せず強行

沖縄防衛局 新基地護岸延伸に着手

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で、防衛省沖縄防衛局は28日、軟弱地盤が広がっている大浦湾側にある「K8」と呼ばれる護岸について、周辺に生息しているサンゴの移植が完了したとして、延伸工事に着手しました。ただ、一部サンゴについては県から移植の許可が得られておらず、移植しないまま強行しました。

 K8護岸は全長515メートルで、現在約220メートルまで造成。今回、約190メートル分を建設し、410メートルまで伸ばす予定です。

 防衛局は周辺に生息していた約4万群体のサンゴの移植が今月16日に完了し、「必要な作業の準備が整った」として、28日、K8護岸の先端に置いてある仮設の消波ブロック撤去作業を始めました。

 しかし、K8護岸から約300メートルのところにある大型サンゴについては、県から移植の許可が下りていません。ところが、沖縄防衛局は「シミュレーションの結果、K8護岸の延伸工事の影響が及ばないと確認しており、問題がない」などとしています。

 沖縄県は、軟弱地盤改良に伴う政府の設計変更申請を玉城デニー知事が不承認にしており、「全体の工事は完成しない」として「すべての工事は中止すべきだ」と求めています。


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