2022年3月24日(木)
きょうの潮流
#今こそみんなで声あげよう #侵略反対…フェイスブックやインスタグラムといったSNSを活用して、ロシアのウクライナ侵略に反対する署名や共同が、世界に連帯して拡散しています▼「高校生として戦争反対の意思表示をするため」と平和ゼミで活動する仲間が呼びかけた署名は、5000人を超えました。「何かしたくても何をしてよいかわからなかった。けど、オンライン署名ならできるからうれしい」と広がりました▼「デモのお知らせ 首都キエフを含むいくつかの都市でのロシア軍による砲撃が日に日に酷(ひど)くなってきています。遠く離れた日本からできることのひとつです」。市民有志がインスタに投稿して初めて主催した渋谷デモは、キエフ出身のアリーナさんはじめ150人が参加して「ウクライナに平和を」と▼「母親はキエフに住んでいます。世界中の人たちと力を合わせてこの状況をよくしたい」とアリーナさん▼傷つき、隠れて慄(おのの)く子どもの姿を自身にダブらせ、街頭宣伝に立つ戦争世代もいます。神奈川県の「ストップ戦争!三浦市民の会」メンバーで81歳になる田中三枝さん。先の戦争末期、フィリピンで米軍に追われ、マカオからルソン島の山中に避難した体験がよみがえります。理髪店を営んでいた両親は、食べ物もなく餓死。兄は米軍に殺され、姉と戦災孤児となりました▼「二度と、世界で戦災孤児をつくってはいけない」。無差別攻撃など戦争の非人道性を告発する圧倒的な国際世論を、ロ軍撤退まで。








