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2022年3月21日(月)

連携して解決へ努力

福島 いわぶち氏、地震被害調査

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(写真)損壊した石造りの蔵の前で話を聞く(左から)いわぶち、井上、村上の各氏。右側は母屋=19日、福島県新地町

 日本共産党の、いわぶち友参院議員は19日、福島県沖を震源とする震度6強の地震で被害が大きい福島県浜通り地方北部を回り、被災者を見舞うとともに要望を聞きました。新地(しんち)町の井上和文町議、相馬市の村松恵美子市議、南相馬市の渡部寛一市議が、それぞれ同行しました。

 昨年2月の大地震で世帯の6、7割が建物被害に遭った新地町では、今回も建物被害が多発しました。

 石造りの蔵が損傷し玄関の上に取り付けた屋根の部分が崩落する被害を受けた村上勝則さん(区長)は、「蔵の中もぐちゃぐちゃ。解体も大変だが、分別などでさらに費用がかさむ。周りの家も軒並み被害です」と訴えます。井上町議は「大地震、コロナ感染拡大と心が折れそうです。国に激甚災害指定を急ぐように迫りたい」と話しました。

 相馬市では、スポーツアリーナ(体育館)に39世帯91人が避難。いわぶち氏がねぎらいの言葉をかけた車いすの男性(79)は「病気の妻を入院させた翌日、地震に襲われた。自宅は傾いて出入りが不自由で困っている」と不安を語り、村松市議の「震災住宅への入居を考えた方がいい」との言葉にホッとした様子でした。

 南相馬市鹿島区でも家屋や道路の損壊が深刻ですが、断水解消の見通しが立たず「水道再開が今最大の課題」(市職員)です。

 いわぶち氏は「調査した中身を、連携しながら解決へ努力したい」と話し、激励しました。


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