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2022年3月20日(日)

辺野古リポート

乱暴に森林伐採

●3月16日 外交と世論でロシアを包囲

 ヘリ基地反対協が沖縄県名護市内で「ロシアのウクライナ侵略と沖縄の危機」と題して学習会を開き、45人が参加しました。講師は日本国際ボランティア協会(JVC)顧問の谷山博史氏。

 谷山氏は「NATO側の共同訓練など軍事的圧力がロシアを追い込んできた側面はあるが、ウクライナへの軍事侵攻は決して許されず、即刻撤退すべきだ。軍事対軍事では問題は解決しない。国連を中心に平和外交と国際世論を高めてロシアを包囲することが重要だ」と話しました。

●18日 第3ゲート付近で美謝川切り替え工事の準備作業進む

写真

(写真)森林がなぎ倒され、大浦湾が見渡せる第3ゲート付近の現状=沖縄県名護市

 キャンプ・シュワブの第3ゲート付近では、防衛局がこの1カ月ほど、名護市所有地の森林伐採を大規模にすすめています。

 監視活動を続けている男性は、「これは、美謝川の切り替え工事を進めるための作業です。資材置き場や工事車両の仮設道路、駐車場をつくるため森林の伐採が乱暴に進められています。第3ゲートは、国道が曲がりくねっている場所にあるため、多くの工事車両の出入りは危険です。辺野古新基地工事に大きな影響を与える美謝川の切り替え工事を止めたい」と話しました。


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