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2022年3月12日(土)

演説会を党員拡大の最高の機会と位置づけ独自の手だてを抜本的につよめましょう

3月11日 党組織局長・土方明果

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 全党のみなさん。コロナ禍のもとでの連日の奮闘ご苦労さまです。参院選公示まで、あと3カ月半となりました。

参院選準備のなかでこそ、党員拡大を前進・飛躍させよう

 党幹部を弁士にした演説会は、これから4月末までに39都府県50カ所で予定されています。3月2日の参議院選挙闘争本部の「訴え」は、「世代的継承を中軸とする党員拡大では、演説会や『集い』などに入党対象者を誘い、入党リーフも使って働きかけ、前進を勝ちとりましょう」と呼びかけています。これからの演説会の一つひとつを入党の働きかけを大規模に行う最高の機会と位置づけてとりくむことが、党の自力を強めながら参院選をたたかう保障となります。

 2月に行われた全国都道府県委員長会議では、党員拡大について「何があっても中断しない」ことが提起され、これを受けての11都道府県組織部長会議では、わが党にとって死活的課題である党員拡大を絶対に中断させない決意が交流されました。そして、党員拡大を運動化するために、参院選勝利をめざす演説会などのとりくみで、入党の働きかけを大規模に行うことが確認されました。

わが党の値打ちを示す演説会は、党員拡大の条件を一気につよめる

 第4回中央委員会総会にもとづく幹部会決議は、(1)参院選での党躍進の「三つの意義」を押し出す(2)党綱領を本格的に押し出し、「はてな」リーフを大量活用する――という参議院選挙の二つの政治戦略を明らかにしました。これを踏まえての党演説会は、いまの情勢のなかでの党躍進の意義が縦横に語られ、話題となっている「はてな」リーフなどを使って、支配勢力によってふりまかれてきたわが党への「不安」「疑問」に答えることでわが党への信頼が大きく高まることが、この間の演説会の経験からも明らかです。演説会は、党員拡大前進の絶好の機会です。

 また、いまロシアのウクライナ侵略反対を“わがこと”として受け止め、行動に立ち上がる支部・グループと党員が広がり、とくに、若い世代や真ん中世代の奮闘も始まっています。わが国に核兵器を公然と持ちこむ「核共有」や9条改憲の策動をつよめている自民党や維新の会に正面から対決する日本共産党の姿にふれたところでは、党への期待と共感が大きく広がっています。

演説会での入党の働きかけには、ち密な手だてが必要

 どうすれば、演説会で党員拡大を前進させることができるのか。何よりも重要なことは、すべての支部が、演説会を結節点に入党の働きかけに踏み出すことです。ウクライナ問題など、政治や社会、党に関心を寄せるすべてのつながりを視野に入れ、「いつか党に入ってほしい」対象者を広く明らかにしましょう。事前に「はてな」リーフや「入党のよびかけ」リーフを届け、演説会案内の過程でも積極的に入党を働きかけながら当日を迎えましょう。

 福岡県では、2月に行った演説会で2ケタの入党を目標にしつつ、8人の入党者を迎えました。この経験にも学び、さらに大きく入党者迎えるために、党機関として次の手だてをとりましょう。

 (1)演説会を党員拡大前進の最大の機会と位置づけて、党員拡大の目標にふさわしい規模の入党働きかけの目標をもちましょう。

 (2)党機関と地方議員が支部に入り、政治討議を援助し、若い世代はもちろん、全世代を視野に入れて広く対象者を出し合い名前で掌握し、お誘いしましょう。

 (3)演説会当日は、党機関、議員・候補者が支部と連携し、誰が誰に働きかけるのか、ち密な準備を行いましょう。

党員拡大も、読者拡大も、の見地で

 参院選勝利へわが党の命運がかかったこの3月、演説会を節に入党の働きかけに踏み出し、党員拡大でも、「しんぶん赤旗」読者拡大でも、必ず前進させることを、重ねて訴えます。


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