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2022年3月3日(木)

全労連・春闘共闘など中央行動

 国民春闘共闘と全労連などが2日、国会と各省庁で終日取り組んだ22年春闘勝利中央総行動。地方での取り組みとも連帯して、「ロシアは軍事侵略やめよ」「大幅賃上げを勝ち取ろう」とアピールしました。


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(写真)請願署名を受け取る日本共産党の本村議員(右端)、岩渕議員(右から2人目)ら=2日、参院議員会館

最賃1500円・医療拡充を

「新いのち署名」など提出

 全労連・国民春闘共闘は、最賃1500円への引き上げや医療・介護・公衆衛生の拡充を求める「新いのち署名」など三つの署名を国会に提出しました。

 最低賃金全国一律1500円を求める署名12万1517人分、新いのち署名20万8742人分です。

 参院議員会館での提出集会であいさつをした国民春闘共闘の荻原淳代表幹事は、賃金や労働条件など労働者の権利とともに、医療・介護・公衆衛生などの社会保障も切り下げが続いていると指摘。署名の請願項目の実現は「今の厳しい状況を打開し、すべての人が人間らしい労働と生活ができる社会に転換をさせ、希望ある道筋を示すことにつながります」と話しました。

 日本共産党の本村伸子、宮本徹各衆院議員と岩渕友参院議員や立民、れいわ新選組の国会議員が参加。自民党の国会議員のメッセージも紹介されました。

 共産党の岩渕参院議員は、大企業の内部留保への課税をテコにした賃金引き上げ政策に与党からも賛成の声があると紹介し、「みなさんの運動で、くらしを良くするには賃金を上げることが必要だと認めざるをえない状況に追い込まれている。実現のために頑張る」と話しました。


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