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2022年2月17日(木)

沖縄・石垣市長選

独善市政変える

トイタ予定候補勝利へ 奮闘広がる

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(写真)トイタ氏(左から3人目)に推薦状を手渡した横沢さん(同4人目)ら=12日、沖縄県石垣市(八重山民商提供)

 20日告示の沖縄県石垣市長選(27日投票)で、保革共闘体制の統一候補で保守系市議のトイタ芳行氏(52)を必ず勝利させ、市民不在・独善的政治の現市政を刷新するため、幅広い人たちが同市長選初の保守・革新を超えた共同のたたかいに踏み出し、奮闘を続けています。

 八重山民主商工会(民商)は12日、トイタ氏と懇談し、自営業者や失業者の生活を脅かす高すぎる国保税の引き下げなど11項目の要求を盛り込んだ市長選の推薦状を手渡しました。トイタ氏は、一つひとつ検討しながら業者の声として受け止めると応じました。

 八重山民商の横沢喜代子事務局長は、以前からの熱心な革新支持の人からも保守系のトイタ氏を「応援するよ」との声が上がっているとし、「今までにない選挙です」と話します。これまで以上に「支持を広げたい」と意気込みます。

 トイタ氏を支援する保守系グループ「ちゅら島の会」メンバーで、トイタ事務所の事務局で奮闘する女性(46)は、自民党・公明党の話ばかり聞いてきたけれど、今回は今まで聞けなかった考えを聞けて「視野も広がって楽しい」と言います。

 市民の多くが求めても、国が同市で強行する陸上自衛隊ミサイル基地建設・配備の賛否を問う住民投票の実施を拒否し、市民の意見を尊重しない現市長の姿勢は「傲慢(ごうまん)」だと話しました。

 元教員の男性(72)は、日本共産党の支部で独自に作成した退職教員を中心とした友人・知人などの名簿を使い、自宅や党事務所などから電話で支持を訴えています。16日に電話で対話した元教員の女性は、トイタ氏支持を訴える街頭での手振りに参加すると応え、「頑張ってください」と話しました。

 男性は、同ミサイル基地建設など戦時体制へ向かうようなことは「絶対にダメだ」と強調します。同住民投票を実施したいと訴えているトイタ氏の勝利は「子どもたちのためにも重要です」と、支持拡大に取り組んでいます。


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